発達障害と言っても実は種類がたくさんあります。
ここで簡単に代表的なものをいくつか紹介させていただきます。
・自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)
・ADHD
・知的障害
主に上記の3つが代表的になりますが他にも、様々な発達障害があります。
ADHDの種類
ADHDには大きく分けて二つに分類されます。
・不注意優勢型
・多動、衝動性優勢型
脳の機能から考えて比較的軽度と考えられるのが、不注意優勢型です。
逆に、多動・衝動優勢型は不注意も併存していることがほとんどなので、症状は不注意優勢型だけのADHDの人よりも重いということになります。
ADHDの一般的な症状は以下の通りです。
・10分で済む宿題を2時間ほど見張らないと終わらせられない。
・先生からは「本当はやればできるのですが、ぼんやりとしていて実力を発揮できずにいる」とよく言われる。
・朝、起こす時になんども同じことを言われなければ動かない。
・先延ばしが多く、夏休みの宿題なども始業式ギリギリになってようやく取り掛かる。
・部屋がとても散らかっている。
・お店やよその家で、ものを壊すのではないかとハラハラさせるような行動を取る。
・何か教わるたびに、すぐに他に気を取られて集中できない。
・ダメと言われたことでも何度もする。
・すぐにかんしゃくをおこす、あるいはすねる。
軽度のものから重症なものなど色々とありますが、これらで複数当てはまる場合はADHDの可能性が考えられます。
6つパータンのADHD
実はADHDはさらに細かく分類することができます。
分類は6つでき、以下の通りとなります。
1 多動性、衝動性の強いタイプ
2 不注意が多いタイプ
3 こだわりが強い過集中タイプ
4 学習性無気力、ネガティブ思考タイプ
5 とてもイライラしやすく、暴力的な願望や空想が次々と浮かんでくるタイプ
6 とても反抗的で、少ない刺激でも爆発的に怒り狂うタイプ
脳の部位がそれぞれ障害されている場所が違うものの、表に現れる症状は非常に似通っているのですべて「ADHD」と括られることが多いです。
障害されている脳の部位が違う以上、分類に応じて処方される薬や食育も当然変わってきます。
しかし、表に現れる症状がどれもよく似ているので、問題なのが医者でもその細かい違いを鑑別するのに非常に苦労すると言うことです。それにより、処方された薬が全く逆の効果となって現れたというケースも少なくはありません。
しかし、どれも共通しているのは、適度な運動とタンパク質の摂取はとても良い改善効果を及ぼしていると言える点です。
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