もくじ
乳児が通常行う自発的な原始反射運動は、 学習、運動能力、行動、コミュニケーション、および感情的な幸福に関与する脳のさまざまな領域を接続するニューラルネットワークの基礎を築きます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、自分で体を動かすことはできません。自分から外へ働きかけるというより生まれつき備わっている反射で外の世界に対応しています。
赤ちゃんは、意志や判断を担当する脳がまだ十分に発展しておらず、脳幹で赤ちゃんは活動しています。
脳幹には、幾つかの原始反射という無意識的な動きが備わっています。
これらの原始反射は、人生の早い時期に統合されるべきです。
原始反射のはたらきは大きく2つ、
(1)生き残るため
(2)将来の学習や生活の土台作りのため
で、赤ちゃんが適切に安全に成長するのを助けています。
例えば、呼吸をしたり、お母さんの母乳を飲んだりするために必要です。
原始反射が統合するべき理由は上記画像にあります。
脳は脳幹から大脳辺縁系、大脳新皮質と脳が作られていきます。
脳が発達していく順番です。脳幹は製麺維持の脳(呼吸・脈拍・血圧・反射)になります。
この生命維持の脳がすべて統合して本能の脳、大脳辺縁系に発達すべきです。
脳幹が統合されていないと欲求や快・不快のコントロールあるいわ感じることが正しく反応できなくなります。
その状態で思考の脳、大脳新皮質が発達すればすべての連動はどうなりますか?
思考・言語・判断・認知をつかさどる大脳新皮質が正しく反応できず集中できない原因は何だと思いますか?
大脳辺縁系や脳幹にうまく指令が出ず、また逆に脳幹や大脳辺縁系が不快感をおくっていたら?
ですから、脳幹をしっかり統合させて、次に大脳辺縁系が発達すべき理由です。
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