原始反射をあなたはご存知ですか?
原始反射は、本来生後6~12ヶ月程度で消失すると言われていますが、
大人になっても原始反射が残存しているケースも少なくありません。
この原始反射が残存していることで、さまざまな問題が生じるのあなたはご存知ですか?
産まれてから、この原始反射がしっかりあるかのチェックはしますが、大きくなるにつれて、
消失しているかはチェックしていません。
そこで、この原始反射が残存しているとどういう事が起こっているか・・・・
それには、まず脳の構造を知る必要があります。
原始反射は、脳幹が支配しており
この脳幹がっしかり統合できていないと、上の段階の脳に影響を及ぼします。
上の階層には、大脳辺縁系
さらに上には大脳新皮質という脳があります。
脳の育む順序は必ず下から上です。
いきなり、上の階層ばかりに刺激をたくさん入れることで
脳は賢くなるのではなく、逆に人間としての機能は障害として
機能してしまいます。
それがいわゆる神経発達症のお子さまの症状になります。
基礎となる土台は脳幹になります。
爬虫類脳と呼ばれる、生きてく為にもっとも必要となる
基礎の脳で、身体の脳と呼ばれています。
ここが育むことで、次の脳となる大脳辺縁系にステップアップできるのです。
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